四十を過ぎても惑いっぱなし

「四十にして惑わず」とか言うけれど、けっこう色々惑いながらもぼちぼちやってます。

コンコルド状態からの復活。(PARKER・パーカー25 万年筆)

ペンクリと本の話が続いてましたが、久しぶりに万年筆の紹介になります。

 

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パーカーのパーカー25です。

世間一般というか、万年筆を知ってる人から見たパーカーの万年筆のイメージとはかなりかけ離れてるモデルです。

 

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パーカーのクリップは矢をイメージしたアロークリップがトレードマークですが、このクリップはぶっちゃけただの金属板です。

パーカーのロゴが付いてるのでかろうじてパーカーのだとわかるレベルです。

 

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尻軸の方が急に絞り込んだ形になってますが…。

 

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キャップを挿すとこんな感じに。

コンバーターを使うと、軸をねじ込む時に中で擦れてるので、かなりギリギリの設計だったんじゃないかとw

 

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キャップだけでもかなりパーカーらしくない万年筆ですが、ニブも負けず劣らずパーカーらしくない代物です。

 

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ステンレスニブですが、巻きニブになってます。昔のシェーファーには巻きニブが多かったわけなんですが、パーカーだとこれくらいですかね。

この形のニブはしなりにくくてガチガチで、これも他のと比べるとガチガチで、これだけは筆圧をかけないとうまく書けないですね。

複写紙とかに書くにはいいんでしょうけど、専用ニブが存在してた昔ならともかく今時複写紙に万年筆は使いませんよねw

 

で、このパーカー25なんですが、とあるオークションで他のペンを落とした時のオマケについてきたブツでして…なんでそんなのがオマケでついてたのかというと、ニブを下にして落下させたのかニブの先端が思いっきり曲がってたジャンク品でした。

今でこそ普通に書けるわけですが、手元に来てた当時は思いっきり曲がってまして…それこそコンコルドかってくらいに。

セーラーのコンコルドニブなら、つい最近セーラーで受注を中止した事もあってかなりの希少品なんでしょうけど、形が似てるからって落として曲げたニブが普通に書けるはずもなくて…。

 

ペンクリで川口先生に直してもらいました。

自分は落として曲げたりしないように気をつけようと思います。

 

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